「びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究」の実施にあたり、過去の研究で血液を提供いただいた患者さんへのご依頼

「びまん性肺疾患における原因遺伝子異常の解明」、「特発性肺線維症における白血球テロメア長と血中バイオマーカーおよび臨床指標の関連についての検討」、「特発性肺線維症における疾患特異的質問票を用いた健康関連QOL評価」、「特発性間質性肺炎における骨粗鬆症とMMP-9遺伝子多型に関する検討」、「特発性間質性肺炎における動脈硬化、血管内皮機能に関する検討」、「間質性肺炎の慢性期および急性増悪期における血液凝固系の異常に関する検討」、「間質性肺疾患患者の気管支肺胞洗浄液および肺生検組織を用いたマイクロアレイによる遺伝子発現の網羅的解析、および血中・気管支肺胞洗浄液中のバイオマーカーの探索」にご参加いただいた皆様へ

京都大学医学部附属病院 呼吸器内科 半田知宏

1)提供いただいた検体の二次利用について

当施設では倫理審査委員会の審査を受けて京都大学医学部附属病院長の許可を受けている間質性肺炎に関する研究(びまん性肺疾患における原因遺伝子異常の解明、特発性肺線維症における白血球テロメア長と血中バイオマーカーおよび臨床指標の関連についての検討、特発性肺線維症における疾患特異的質問票を用いた健康関連QOL評価、特発性間質性肺炎における骨粗鬆症とMMP-9遺伝子多型に関する検討、特発性間質性肺炎における動脈硬化、血管内皮機能に関する検討、間質性肺炎の慢性期および急性増悪期における血液凝固系の異常に関する検討)を実施しております。上記の間質性肺炎に関する研究は2008年5月から行われている研究でご参加いただいた皆様より臨床情報や血液試料、遺伝子データを提供いただきました。

このたび、さらなる病態解明や治療法の確立のため、皆様の臨床情報や血液試料、遺伝子データを「びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究」で活用させていただくことになりました。本研究は、京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部附属病院 医の倫理委員会審査を受け、病院長の承認を得た研究です。

2)研究の意義

難病に指定されたびまん性肺疾患と診断された患者さんの情報を本研究に登録することで、将来的に次のことが実現する可能性があります。

難病の研究の進展・迅速化

より多くの同一または似た症状をもつ患者さんの臨床情報を収集し、医療従事者や研究者が共有することで、これまで分からなかった疾患の原因や症状の理解が進み、それが新しい治療法や薬の開発、今後の症状の予測につながる可能性があります。

また、新しい解析手法を用いた研究、新たな要因を解明する研究を行うには、生体試料の収集に時間とお金がかかりますが、あらかじめ多数かつ多様な患者さんからの生体試料を収集し保管することで、研究が計画されたときにただちに研究を実行することができるようになります。

日本人に合った医療の提供

びまん性肺疾患に関わる日本人特有の要素を解明するためには国レベルでの日本人データの収集システムが必要です。本研究では日本人データを幅広く収集し、医療従事者や研究者と共有します。海外データとの比較により、日本人に合った医療の提供につながる可能性があります。

3)対象となる試料・情報の取得期間

2008年5月から2020年3月末までの間に、京都大学医学部附属病院呼吸器内科において、研究のための採血にご協力いただいた患者さん」

4)試料・情報の利用目的・利用方法:他の機関へ提供する場合はその方法も含む

本研究は、より多くのびまん性肺疾患患者さんの経過や診療内容などのデータを中心に収集し、持続的・長期的に評価項目の検討を行い、びまん性肺疾患の病態・治療法の解明に結び付けていくことを主な目的としています。

また、全遺伝子の配列をゲノムワイド解析法により調べ、病的変異の有無を調べます。もしもあなたに遺伝子変異が見つかった場合には、あなたの血縁者があなたと同じ変異をもっているかについて、本研究で確認することが可能になります。

5)利用・提供する試料・情報の項目

本研究では、あなたの症状や検査結果などの「臨床情報」と血液を提供いただき、そこから得られる検査結果やゲノム情報※と一緒にあなたの情報として登録をさせていただきます。臨床情報や生体試料のうち、カルテに記載された臨床情報や生体試料は、通院する医療機関の担当医師を通して研究事務局に提供いただきます。また、(担当医師が収集した臨床情報に不足があった場合/担当医師からあなたに連絡を取ることができない場合)、必要な情報を提供いただくため、研究事務局より郵送されました「調査票(患者さん記入)」)に必要事項を記載の上、研究事務局に返送をお願いすることもありますし(郵送にかかる費用は研究事務局が負担いたします)、研究事務局の担当者が電話等で直接聞き取り調査をすることもあります。

6)当該研究を実施するすべての共同研究機関の名称および研究責任者の職名・氏名

この研究は、以下の研究組織により運営されています。

研究代表者

京都大学大学院医学研究科 呼吸不全先進医療講座・特定准教授 
半田知宏
連絡先:〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54

研究事務局

京都大学大学院医学研究科 呼吸不全先進医療講座・特定准教授 
半田知宏
連絡先:〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54

個人情報管理者

京都大学大学院医学研究科睡眠制御学講座
特定教授 陳和夫
住所:〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54

研究責任者

京都大学大学院医学研究科 呼吸不全先進医療講座・特定准教授 
半田知宏
連絡先:電話075-366-7689

難病プラットフォーム 研究代表者

[所属]  京都大学大学院医学研究科附属ゲノム医学センター
[氏名]  松田 文彦
[連絡先] 〒606-8507
京都市左京区聖護院川原町53京都大学 南部総合研究1号館5階

難病プラットフォーム 個人情報責任者

[所属]  京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻
医療倫理学・遺伝医療学
[氏名]  小杉 眞司
[連絡先] 〒606-8501
  京都市左京区吉田近衛町

共同研究機関(臨床情報・生体試料の取得を行う研究機関)

1)京都大学大学院医学研究科 呼吸器内科学・
施設責任者氏名:平井 豊博
住所:〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54

2)京都大学大学院医学研究科呼吸器外科学
施設責任者氏名:伊達洋至
住所:〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54

3)公益財団法人 天理よろづ相談所病院 呼吸器内科
施設責任者氏名:田口善夫
住所:〒632-8552 奈良県天理市三島町200番地

4)神戸市立医療センター中央市民病院 呼吸器内科
施設責任者氏名:富井啓介
住所:〒650-0047 神戸市中央区港島南町2丁目1-1

5)神戸市立医療センター西市民病院 呼吸器内科 
施設責任者氏名:冨岡洋海
住所:〒653-0013 神戸市長田区一番町2丁目4番地

6)高槻赤十字病院 呼吸器センター
施設責任者氏名:北英夫
住所:〒569-1096 高槻市阿武野1丁目1番1号

7)公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院 呼吸器センター
施設責任者氏名:福井基成
住所:〒530-8480 大阪市北区扇町 2-4-20

8)独立行政法人国立機構 茨城東病院 呼吸器内科
施設責任者氏名:齋藤武文
住所:〒319-1113 茨城県那珂郡東海村照沼825

9)大津赤十字病院 呼吸器内科
施設責任者氏名:酒井直樹
住所:〒520-0046 滋賀県大津市長等1丁目1-35

10)独立行政法人国立機構 姫路医療センター 呼吸器内科
施設責任者氏名:河村哲治
住所:〒670-8520 兵庫県姫路市本町68番地

11)大阪赤十字病院 呼吸器内科
施設責任者氏名:西坂泰夫
住所:〒543-8555 大阪市天王寺区筆ケ崎5-30

12)京都市立病院 呼吸器内科
施設責任者氏名:江村正仁
住所:〒604-8845 京都市中京区壬生東高田町1の2

13)洛和会音羽病院 呼吸器内科・洛和会京都呼吸器センター
施設責任者氏名:長坂行雄
住所:〒607-8062 京都市山科区音羽珍事町2

14)公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 呼吸器内科
施設責任者氏名:有田 真知子
住所:〒710-8602 岡山県倉敷市美和1-1-1

15)独立行政法人国立病院機構 近畿中央呼吸器センター
施設責任者氏名:井上義一
住所:〒591-8555 大阪府堺市北区長曽根町1180

16)豊見城中央病院 呼吸器科
施設責任者氏名:佐藤陽子
住所:〒901-0243沖縄県豊見城市字上田25

17)東京大学医学部附属病院呼吸器外科学講座
施設責任者氏名:佐藤雅昭
住所:〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1

18)あいざわクリニック 
施設責任者氏名:相澤敏也
住所:〒983-0047宮城県仙台市宮城野区銀杏町26-7

19)国立病院機構沖縄病院
施設責任者氏名:大湾勤子
住所:〒901-2214沖縄県宜野湾市我如古3丁目20番14号

20)琉球大学医学部医学教育企画室
施設責任者氏名:屋良さとみ
住所:〒903-0215 沖縄県西原町字上原207番地

21)McGill大学McGill and Genome Quebec’s Innovation Centre・
施設責任者氏名:Mark Lathrop
住所:740, Dr Penfield Avenue, Montreal, Quebec, Canada H3A 0G1

22)国立病院機構小倉記念医療センター 
施設責任者氏名:日高孝子
住所:〒802-8533 福岡県北九州市小倉南区春ケ丘10番1号

23)順天堂大学大学院医学研究科呼吸器内科学
施設責任者氏名:瀬山邦明
住所:〒113-8431
東京都文京区本郷3-1-3 6号館2階

24)岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 呼吸器・乳腺内分泌外科学
施設責任者氏名:豊岡伸一
住所:〒700-8558岡山市北区鹿田町2丁目5番1号

25)東北大学加齢医学研究所 呼吸器外科学分野
施設責任者氏名:岡田克典
住所:〒980-8575 宮城県仙台市青葉区星陵町4-1

26)公立陶生病院呼吸器・アレルギー疾患内科
施設責任者氏名:近藤康博
住所:〒489-8642 愛知県瀬戸市西追分町160番地

7)研究資金・利益相反について:研究資金の種類および提供者/資金提供者と研究者との関係/利益相反の有無

「びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究」は、公的研究費である日本医療研究開発機構(AMED)の難治性疾患実用化研究事業研究費及び厚生労働省の難治性疾患政策研究事業研究費により実施します。また、本研究は、特定の企業からの資金提供を受けておりません。利益相反については、「京都大学利益相反ポリシー」「京都大学利益相反マネジメント規程」に従い、「京都大学臨床研究利益相反審査委員会」において適切に審査・管理しています。

※利益相反:研究の実施に際して、外部組織との経済的な利益関係などによって、公正で適正な判断が損なわれている状態または損なわれるのではないかと第三者から疑われる状態になることがあります。このような状態を「利益相反」といいます。

8)相談窓口

対象者に該当する可能性のある方またはその代理人で、臨床情報や血液試料、遺伝子データを「びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究」で活用することを希望しない場合は、下記の連絡先にお問合せください。
また本研究に関する資料の閲覧をご希望の場合も下記の連絡先にお問合せください。

「びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究」 研究事務局
担当者氏名:半田知宏
住所:〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54
電話:075-366-7689
京大病院における研究に関する窓口
京都大学医学部附属病院 相談支援センター
連絡先:(Tel)075-751-4748 (E-mail) ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jp

9)今回の研究と血液を提供いただいた過去の研究の概要
(今回の研究)
【びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究について】
研究の名称 びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究
当病院の研究責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科 半田知宏
研究期間 2020年4月~2025年3月まで(見込み)
研究の目的 間質性肺炎をはじめとするびまん性肺疾患の遺伝的特徴と臨床経過を明らかにする事
試料・情報の二次利用について 難病プラットフォームなどの二次利用機関に活用させていただきます。
試料・情報の管理責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科 半田知宏
【難病プラットフォームの研究】
研究の名称 難病レジストリの網羅的情報基盤構築によるデータの統合と活用促進に関する研究
研究の目的 様々な希少難治性疾患のデータを横断的に統合することで、類似疾患との比較検討を可能にして、将来的に病態解明及び新規治療法の開発を推進する。
研究代表者 京都大学大学院医学研究科附属ゲノム医学センター
松田文彦
研究期間 2018年4月~
利用する試料・情報の項目 臨床情報、オミックス情報(ゲノム情報を含む)
ホームページ https://www.raddarj.org/
(過去に血液を提供いただいた研究)
【びまん性肺疾患における原因遺伝子異常の解明について】
研究の名称 びまん性肺疾患における原因遺伝子異常の解明
当病院の研究責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科 助教 谷澤 公伸
研究期間 2013年12月~2023年3月まで
びまん性肺疾患における原因 遺伝子異常の解明からびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究に活用する内容
臨床情報、胸部画像情報 遺伝子情報
血液検体(血清、血漿、RNA)
びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で試料・情報を活用する目的・方法 【目的】
びまん性肺疾患における原因遺伝子異常の解明で収集したデータをびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で活用することでより研究の質をより高める。
【方法】
びまん性肺疾患における原因遺伝子異常の解明で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で活用する。
難病プラットフォームに試料・情報を共有・供する目的・方法 【目的】
びまん性肺疾患における原因遺伝子異常の解明で収集したデータを他の希少難治性疾患のデータと統合することで、将来的に病態解明及び新規治療法の開発を推進する。
【方法】
びまん性肺疾患における原因遺伝子異常の解明で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で共有・提供する。
試料・情報の管理責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科 助教 谷澤 公伸
試料・情報の活用及び共有・提供を希望しない場合等の連絡窓口 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
電話:075-366-7689
e-mail:kofusensin@kuhp.kyoto-u.ac.jp
【特発性肺線維症における白血球テロメア長と血中バイオマーカーおよび臨床指標の関連についての検討について】
研究の名称 特発性肺線維症における白血球テロメア長と血中バイオマーカーおよび臨床指標の関連についての検討
当病院の研究責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
研究期間 2016年11月~2023年11月まで
特発性肺線維症における白血球テロメア長と血中バイオマーカーおよび臨床指標の関連についての検討からびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究に活用する内容 臨床情報、胸部画像情報
遺伝子情報
血液検体(血清、血漿、RNA)
質問票の結果(SF-36、MRC、dyspnea-12、HAD、ピッツバーグ睡眠質問票調査)
びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で試料・情報を活用する目的・方法 【目的】
特発性肺線維症における白血球テロメア長と血中バイオマーカーおよび臨床指標の関連についての検討で収集したデータをびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で活用することでより研究の質をより高める。
【方法】
特発性肺線維症における白血球テロメア長と血中バイオマーカーおよび臨床指標の関連についての検討で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で活用する。
難病プラットフォームに試料・情報を共有・提供する目的・方法 【目的】
特発性肺線維症における白血球テロメア長と血中バイオマーカーおよび臨床指標の関
連についての検討で収集したデータを他の希少難治性疾患のデータと統合すること
で、将来的に病態解明及び新規治療法の開発を推進する。
【方法】
特発性肺線維症における白血球テロメア長と血中バイオマーカーおよび臨床指標の関連についての検討で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で共有・提供する。
COVID-19流行前後で質問票の内容がどのように変化したかを評価する。
試料・情報の管理責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
試料・情報の活用及び共有・提供を希望しない場合等の連絡窓口 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
電話:075-366-7689
e-mail:kofusensin@kuhp.kyoto-u.ac.jp
【特発性肺線維症における疾患特異的質問票を用いた健康関連QOL評価について】
研究の名称 特発性肺線維症における疾患特異的質問票を用いた健康関連QOL評価
当病院の研究責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科 平井 豊博
研究期間 2013年6月26日~2017年6月25日
特発性肺線維症における疾患特異的質問票を用いた健康関連QOL評価からびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究に活用する内容 臨床情報、胸部画像情報、質問票の結果(SF-36、MRC、dyspnea-12、HAD、ピッツバーグ睡眠質問票調査)、血液検体(全血(遺伝子解析用)血清)
びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で試料・情報を活用する目的・方法 【目的】
特発性肺線維症における疾患特異的質問票を用いた健康関連QOL評価で収集したデータをびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で活用することでより研究の質をより高める。
【方法】
特発性肺線維症における疾患特異的質問票を用いた健康関連QOL評価で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で活用する。
難病プラットフォームに試料・情報を共有・提供する目的・方法 【目的】
特発性肺線維症における疾患特異的質問票を用いた健康関連QOL評価で収集したデータを他の希少難治性疾患のデータと統合することで、将来的に病態解明及び新規治療法の開発を推進する。
【方法】
特発性肺線維症における疾患特異的質問票を用いた健康関連QOL評価で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で共有・提供する。
COVID-19流行前後で質問票の内容がどのように変化したかを評価する。
試料・情報の管理責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
試料・情報の活用及び共有・提供を希望しない場合等の連絡窓口 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
電話:075-366-7689
e-mail:kofusensin@kuhp.kyoto-u.ac.jp
【特発性間質性肺炎における骨粗鬆症とMMP-9遺伝子多型に関する検討について】
研究の名称 特発性間質性肺炎における骨粗鬆症とMMP-9遺伝子多型に関する検討
当病院の研究責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科 新実彰男
研究期間 2011年10月21日~2015年3月31日
特発性間質性肺炎における骨粗鬆症とMMP-9遺伝子多型に関する検討からびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究に活用する内容 臨床情報、胸部画像情報
血液検体(全血(遺伝子解析用)血清)
びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で試料・情報を活用する目的・方法 【目的】
特発性間質性肺炎における骨粗鬆症とMMP-9遺伝子多型に関する検討で収集したデータをびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で活用することでより研究の質をより高める。
【方法】
特発性間質性肺炎における骨粗鬆症とMMP-9遺伝子多型に関する検討で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で活用する。
難病プラットフォームに試料・情報を共有・提供する目的・方法 【目的】
特発性間質性肺炎における骨粗鬆症とMMP-9遺伝子多型に関する検討で収集したデータを他の希少難治性疾患のデータと統合することで、将来的に病態解明及び新規治療法の開発を推進する。
【方法】
特発性間質性肺炎における骨粗鬆症とMMP-9遺伝子多型に関する検討で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で共有・提供する。
試料・情報の管理責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
試料・情報の活用及び共有・提供を希望しない場合等の連絡窓口 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
電話:075-366-7689
e-mail:kofusensin@kuhp.kyoto-u.ac.jp
【特発性間質性肺炎における動脈硬化、血管内皮機能に関する検討について】
研究の名称 特発性間質性肺炎における動脈硬化、血管内皮機能に関する検討
当病院の研究責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科 三嶋理晃
研究期間 2009年9月2日~2012年12月2日
特発性間質性肺炎における動脈硬化、血管内皮機能に関する検討からびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究に活用する内容 臨床情報、胸部画像情報
血液検体(全血(遺伝子解析用)血清)
びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で試料・情報を活用する目的・方法 【目的】
特発性間質性肺炎における動脈硬化、血管内皮機能に関する検討で収集したデータをびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で活用することでより研究の質をより高める。
【方法】
特発性間質性肺炎における動脈硬化、血管内皮機能に関する検討で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で活用する。
難病プラットフォームに試料・情報を共有・提供する目的・方法 【目的】
特発性間質性肺炎における動脈硬化、血管内皮機能に関する検討で収集したデータを他の希少難治性疾患のデータと統合することで、将来的に病態解明及び新規治療法の開発を推進する。
【方法】
特発性間質性肺炎における動脈硬化、血管内皮機能に関する検討で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で共有・提供する。
試料・情報の管理責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
試料・情報の活用及び共有・提供を希望しない場合等の連絡窓口 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
電話:075-366-7689
e-mail:kofusensin@kuhp.kyoto-u.ac.jp
【間質性肺炎の慢性期および急性増悪期における血液凝固系の異常に関する検討について】
研究の名称 間質性肺炎の慢性期および急性増悪期における血液凝固系の異常に関する検討
当病院の研究責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科 三嶋理晃
研究期間 2008年5月16日~2014年1月13日
間質性肺炎の慢性期および急性増悪期における血液凝固系の異常に関する検討からびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究に活用する内容 臨床情報、胸部画像情報
血液検体(全血(遺伝子解析用)血清)
びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で試料・情報を活用する目的・方法 【目的】
間質性肺炎の慢性期および急性増悪期における血液凝固系の異常に関する検討で収集したデータをびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で活用することでより研究の質をより高める。
【方法】
間質性肺炎の慢性期および急性増悪期における血液凝固系の異常に関する検討で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で活用する。
難病プラットフォームに試料・情報を共有・提供する目的・方法 【目的】
間質性肺炎の慢性期および急性増悪期における血液凝固系の異常に関する検討で収集したデータを他の希少難治性疾患のデータと統合することで、将来的に病態解明及び新規治療法の開発を推進する。
【方法】
間質性肺炎の慢性期および急性増悪期における血液凝固系の異常に関する検討で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で共有・提供する。
試料・情報の管理責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
試料・情報の活用及び共有・提供を希望しない場合等の連絡窓口 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
電話:075-366-7689
e-mail:kofusensin@kuhp.kyoto-u.ac.jp
【間質性肺疾患患者の気管支肺胞洗浄液および肺生検組織を用いたマイクロアレイによる遺伝子発現の網羅的解析、および血中・気管支肺胞洗浄液中のバイオマーカーの探索について】
研究の名称 間質性肺疾患患者の気管支肺胞洗浄液および肺生検組織を用いたマイクロアレイによる遺伝子発現の網羅的解析、および血中・気管支肺胞洗浄液中のバイオマーカーの探索
当病院の研究責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
研究期間 2009年3月~2020年12月まで
間質性肺疾患患者の気管支肺胞洗浄液および肺生検組織を用いたマイクロアレイによる遺伝子発現の網羅的解析、および血中・気管支肺胞洗浄液中のバイオマーカーの探索からびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究に活用する内容 臨床情報、胸部画像情報
血液検体(全血(遺伝子解析用)血清)
びまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で試料・情報を活用する目的・方法 【目的】
間質性肺疾患患者の気管支肺胞洗浄液および肺生検組織を用いたマイクロアレイによる遺伝子発現の網羅的解析、および血中・気管支肺胞洗浄液中のバイオマーカーの探索で収集したデータをびまん性肺疾患の疫学およびバイオマーカーに関する研究で活用することでより研究の質をより高める。
【方法】
間質性肺疾患患者の気管支肺胞洗浄液および肺生検組織を用いたマイクロアレイによる遺伝子発現の網羅的解析、および血中・気管支肺胞洗浄液中のバイオマーカーの探索で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で活用する。
難病プラットフォームに試料・情報を共有・提供する目的・方法 【目的】
間質性肺疾患患者の気管支肺胞洗浄液および肺生検組織を用いたマイクロアレイによる遺伝子発現の網羅的解析、および血中・気管支肺胞洗浄液中のバイオマーカーの探索で収集したデータを他の希少難治性疾患のデータと統合することで、将来的に病態解明及び新規治療法の開発を推進する。
【方法】
間質性肺疾患患者の気管支肺胞洗浄液および肺生検組織を用いたマイクロアレイによる遺伝子発現の網羅的解析、および血中・気管支肺胞洗浄液中のバイオマーカーの探索に関する検討で過去に収集した試料・情報について、個人が特定できないように匿名化した上で共有・提供する。
試料・情報の管理責任者 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
試料・情報の活用及び共有・提供を希望しない場合等の連絡窓口 京都大学医学部附属病院 呼吸器内科/呼吸不全先進医療講座 半田知宏
電話:075-366-7689
e-mail:kofusensin@kuhp.kyoto-u.ac.jp

以上


研究課題「間質性肺疾患における胸部CT画像の定量化技術の確立およびその臨床応用に関する共同研究」について

1. 研究の名称

間質性肺疾患における胸部CT画像の定量化技術の確立およびその臨床応用に関する共同研究

2. 研究目的

間質性肺疾患(特発性間質性肺炎、膠原病性間質性肺炎、過敏性肺炎、サルコイドーシス、IgG4関連疾患など)の診療において、胸部CT(コンピュータ断層撮影)を用いた画像診断は欠かすことができないものです。これまでも胸部CT画像を詳しく解析し、診断や重症度の判定、予後の予測などに役立てる研究がなされてきました。しかし、間質性肺疾患の画像は多彩で複雑であり、画像情報を定量的かつ充分に解析するには、人の目による視覚的評価だけでは限界があると言われています。

近年、人工知能(AI)技術(ディープラーニング)の進歩に伴い、AIを利用した画像解析の有用性が報告されるようになってきました。そこで私どもは、間質性肺疾患の通常診療で撮影されるCT画像解析にこのAI技術を応用したいと考えました。

具体的には、

①間質性肺疾患定量化AIの開発:間質性肺疾患のCT画像を自動解析するコンピューター・ソフトを開発する
②上記定量化AIを用いた画像指標の検出:AIソフトによる画像解析から、病気の診断、評価、予後予測などに役立つ新しい指標を発見する

ことを目指しています。

本研究を通じて、通常診療でも利用可能な AIが開発されれば、間質性肺疾患の診療をより正確で質の高いものにすることができると期待されます。また、間質性肺疾患がなぜ起こり、どのようにして進行、もしくは改善するのか、といった病気のメカニズムに迫ることができるかもしれません。
なお、本研究で得られたデータや研究成果は、間質性肺疾患定量化AIを実用化した製品開発、および薬事申請での許認可取得にも用いられます。本研究の成果(間質性肺疾患定量化AIを実用化した製品)は商用利用に供される可能性もあります。

3. 研究期間

研究期間(前向き研究の登録期間、経過観察期間、および全研究の実施期間)は、倫理審査委員会の承認日から2021年3月31日です。

本研究は、京都大学大学院医学研究科・医学部附属病院および共同研究に参加する機関(関連病院および富士フィルム)において、すでに倫理審査委員会の審査を受け、研究機関の長の許可を受けています。

4. 研究機関の名称・研究責任者の氏名

京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学講座 教授 平井 豊博

5. 試料・情報の利用目的・利用方法

本研究は、京都大学、および住友病院、独立行政法人国立病院機構京都医療センター、洛和会音羽病院(以下共同研究施設)が富士フイルムとの共同研究として行います。

  • 画像データ、臨床データの収集・解析
  • AIを搭載した臨床ソフトの開発
  • 上記AIを用いた間質性肺疾患の新規画像指標の検出

を行います。

本研究は、2005年1月1日以降、これまでに京都大学医学部附属病院および共同研究施設において、胸部CTを撮影された間質性肺疾患の患者さんを対象とした、後ろ向き研究です。すでに通常診療で得られたデータのみを利用する研究ですので、あらためて文書による同意取得は行いません。この情報公開文書を京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学講座および共同研究施設HPに公開し、本研究へのデータ提供を拒否する機会を保証します(オプトアウト)。

また、本研究で得られたデータを後日、他の研究機関との共同研究も含めた別の研究に利用することがあるかもしれません(二次利用の可能性)。現時点で二次利用の具体的な予定はありません。二次利用の際は、倫理審査委員会において改めて審査、ならびに研究機関の長の許可を受けたうえで、研究を行います。本研究に参加していただいた患者さんに何らかの負担やリスクが生じる場合に限り、再同意を取得します。負担やリスクを生じない場合も、京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学講座および共同研究施設HPにおいて、連絡先とともに二次利用を公表し、二次利用を拒否する機会を保証します。

6. 利用または提供する試料・情報の項目

本研究では、研究期間が終了するまでに得られた、画像データ(胸部CT)、臨床データ(自覚症状、喫煙歴、職業歴、質問表、呼吸機能検査、血液検査、治療内容、経過、予後など)を利用します。

7. 研究の資金・利益相反

本研究は、共同研究契約に基づき、富士フイルムから研究資金の提供を受けています。利益相反については「京都大学利益相反ポリシー」「京都大学利益相反マネジメント規程」に従い「京都大学臨床研究利益相反審査委員会」において適切に審査・管理されています。研究結果を公表する際は、共同研究に伴う利益相反を明示します。

8. オプトアウトの保証

この情報公開文書を読み、すでに得られたデータを後ろ向き研究で利用すること、ならびに本研究での成果(間質性肺疾患定量化AIを実用化した製品)を商用目的に供することがありうることに同意いただけない場合、あるいは現時点でデータの二次利用に同意いただけない場合、お手数ですが、下記の担当医師または病院相談窓口まで御連絡下さい。
同意拒否または同意撤回の御連絡をいただいた場合、順次保管している研究用データを破棄します。ただし、同意撤回の時点ですでに研究に使用され結果が得られていた場合には、そのデータに関しては使用される可能性があります。

担当医師:京都大学大学院医学研究科呼吸不全先進医療講座 特定准教授 半田知宏
(Tel) 075-751-3830 (E-mail) hanta@kuhp.kyoto-u.ac.jp
京大病院担当者:京都大学医学部附属病院 相談支援センター
(Tel) 075-751-4748 (E-mail) ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jp

9. 当該研究を実施する全ての共同研究機関の名称及び研究責任者の氏名

京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学講座 教授 平井 豊博
富士フイルムメディカルシステム開発センター IT開発グループ 主席研究員 桝本 潤
住友病院呼吸器内科 診療主任部長 重松 三知夫
独立行政法人国立病院機構京都医療センター呼吸器内科 医長 三尾 直士
洛和会音羽病院呼吸器内科・洛和会京都呼吸器センター 部長 土谷 美知子

10. 試料・情報の管理について責任を有するものの氏名又は名称

京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学講座 教授 平井 豊博

11. 個人情報の取扱い

本研究に用いるデータは京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学講座および共同研究施設において匿名化されたうえで、解析を行います。データ管理は個人情報保護の指針に従い、厳重に行われます。個人情報(氏名・年齢など)に関わるデータは研究室内の施錠可能な引き出し内に保管管理され、ID/パスワードによってアクセスできる研究者は限られます。匿名化されたデータや研究結果は、学会や学術雑誌に発表されることもありますが、患者さんのプライバシーは十分に尊重されます。患者さんの個人情報が外部に公表されることは一切ありません。
商用利用を含めて、富士フイルムには、個人情報のない匿名化されたデータのみを提供します。個人情報に関わるデータは京都大学および共同研究施設のみが扱い、富士フィルムの研究者が患者さんの個人情報にアクセスすることは一切ありません。

12. 他の研究対象者等の個人情報及び知的財産の保護等に支障がない範囲内での研究に関する資料の入手・閲覧およびその方法

本研究に関する資料(研究計画書など)の入手、閲覧を希望される場合は、下記の担当医師、もしくは相談窓口(13. 研究対象者及びその関係者からの求めや相談等への対応方法)に御相談ください。
京都大学、共同研究施設ならびに富士フイルムの合議のもと、その都度、可否を判断します。原則として、京都大学、共同研究施設および富士フイルムの共同研究契約に抵触せず、かつ本研究の遂行の妨げにならない場合に限り、入手、閲覧が可能となります。

13. 研究対象者及びその関係者からの求めや相談等への対応方法

本研究について何か分からないことや心配なこと、同意の撤回を希望されることがありましたら、いつでも下記の担当医師または病院相談窓口に御相談下さい。
担当医師:京都大学大学院医学研究科呼吸不全先進医療講座 特定准教授 半田知宏
(Tel) 075-751-3830 (E-mail) hanta@kuhp.kyoto-u.ac.jp
京大病院担当者:京都大学医学部附属病院 相談支援センター
(Tel) 075-751-4748 (E-mail) ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jp


研究 肺骨化症症例に関する全国疫学調査(二次調査)の実施について

1. 本研究の目的および方法

びまん性肺骨化症(diffuse pulmonary ossification: DPO)は肺組織に全体的に骨組織からなる病巣を形成する稀な病気です。未だ教科書や呼吸器専門医テキストにも記載がありません。亡くなられた後の病理解剖でみられることがありましたが、最近では画像診断の進歩により胸部CTで発見されるようになっています。しかし、どのような病気であるか十分には分かっていません。
そこで、今回、胸部CTや肺生検あるいは病理解剖によって肺骨化症と診断された方の病歴や検査データ、画像データを収集して、肺骨化症の病態を検討したいと考えています。
研究全体の実施期間は倫理委員会承認日から2021年3月までです。予定症例数は全国で50例、当院で2
例です。京都大学医学部附属病院において、2008年10月以降2018年9月末までの10年間にびまん性肺骨化症と診断された患者さんを対象とします。本研究は、当院の倫理審査委員会の審査を受け、研究機関の長の許可を受けて実施しています。

2. 研究に用いる試料・情報の種類および保管方法について

研究のために収集する情報は病歴、診断方法、家族歴、血液検査・尿検査・呼吸機能検査のデータ、胸部X線写真、胸部CT、肺病理組織標本等ですが、これらは既に通常の診療内で実施されているデータを利用するため、新たに実施することはありません。情報収集にあたっては、患者さん個人を特定できる情報(名前、生年月日、住所、電話番号、ID番号等)はすべて提供時に削除され、個人が明らかになることはありません。
これらの情報は徳島大学病院で収集し、徳島大学大学院医歯薬学研究部 呼吸器・膠原病内科分野 教授 西岡安彦が責任者として、同医局の鍵のかかる棚および外部ネットワークとの接続のない本研究用パソコンにて、研究終了後まで保管します。

3. 本院以外の研究機関への試料・情報の提供

症例調査票は郵送およびメールで各施設に送付され、各施設で上記情報を記載した調査票を作成後は、郵送あるいはメールにて徳島大学病院に送付されます。胸部 CT と胸部X線写真は、各施設で、DICOM データとして症例番号を記載した CD-ROM 等に保管し、徳島大学病院に送付されますが、送付された CD-ROM 等の返却は行われません。肺病理組織標本は、各施設がプレパラートやCD-ROMに保管した画像データ等を徳島大学病院に送付しますが、その後、徳島大学病院でバーチャルスライド化したものを保管管理することとし、肺病理組織標本は各施設に返却します。京都大学ではプレパラートの送付は行わず、肺病理組織標本はCD-ROMに保管した画像データとして送付します。いずれの場合も者さん個人を特定できる情報(名前、生年月日、住所、電話番号、ID番号等)は削除されています。

4. 研究組織

本研究参加施設は32施設あり、参加施設と研究担当者を以下にお示しします。

徳島大学病院           呼吸器・膠原病内科      西岡 安彦
秋田大学             呼吸器内科          佐野 正明
大分大学医学部附属病院      呼吸器内科          山木 まり
大阪府済生会中津病院       呼吸器内科          長谷川 吉則
岡山ろうさい病院         内科             岸本 卓巳
神奈川県立循環器呼吸器病センター 呼吸器内科          馬場 智尚
川崎市立井田病院         呼吸器内科          西尾 和三
九州大学胸部疾患研究施設     呼吸器内科          濵田 直樹
京都大学附属病院         呼吸器内科          半田 知宏
近畿中央胸部疾患センター     呼吸器内科          井上 義一
久留米大学            呼吸器内科          岡元 昌樹/星野 友昭
群馬大学             呼吸器・アレルギー内科    久田 剛志
小倉医療センター         呼吸器内科          日高 孝子 
済生会熊本病院          呼吸器内科          大橋 沙羅
自治医科大学           呼吸器内科          坂東政司
島根県立中央病院         呼吸器科           久良木 隆繁
順天堂大学            呼吸器内科          加藤 元康
市立豊中病院           呼吸器内科          阿部 欣也
聖マリアンナ医科大学       呼吸器内科          峯下 昌道
草加市立病院           呼吸器内科          塚田 義一
高松市民病院           呼吸器科           河野 洋二
宝塚第一病院           呼吸器科           森本 忠昭
東京都保健医療公社荏原病院    呼吸器内科          奥田 健太郎
東邦大学医学部内科学講座     呼吸器内科学分野       坂本 晋
刀根山病院            呼吸器内科          森 雅秀
橋本市民病院           呼吸器内科          藤田 悦生
浜松医科大            第2内科           中村 祐太郎
浜松医療センター         呼吸器内科          笠松 紀雄
兵庫県立尼崎総合医療センター   呼吸器内科          平位 知之
福井大学医学部附属病院      呼吸器内科          森川 美羽
藤枝市立総合病院         呼吸器内科          小清水 直樹
防衛医科大学校          内科学講座(感染症・呼吸器) 藤倉 雄二

5. 研究結果の公表について

本研究の結果は学会や雑誌等で公表することがありますが、公表に際しては特定の研究対象者を識別できないように措置を行った上で取り扱います。

6. 研究資金および利益相反管理について

本研究は,厚生労働科学研究費補助金を使用して実施されます。ただし、京都大学では学内の運営費交付金を使用します。本研究の利害関係については、臨床研究利益相反審査委員会の審査を受け、承認を得ております。本研究は、特定の企業からの資金提供を受けていません。利益相反については、「京都大学利益相反ポリシー」「京都大学利益相反マネジメント規程」に従い、「京都大学臨床研究利益相反審査委員会」において適切に審査・管理しています。

7. 本研究への参加を拒否する場合

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

8. 研究責任者および連絡(問合せ)先

この検査・治療について何か分からないことや心配なこと、同意の撤回を希望されることがありましたら、いつでも担当医師にご相談下さい。
京都大学医学部附属病院 呼吸不全先進医療講座 半田知宏 ( tel: 075-366-7689 (代))
京都大学医学部附属病院 相談支援センター
(Tel)075-751-4748 E-mail: ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jp

本研究への参加に同意しない場合は、連絡先までご連絡下さい。

研究課題「自己免疫性肺胞蛋白症の血清診断キットの有用性の検討」

「研究目的」:自己免疫性肺胞蛋白症の血清診断キットの有用性を検証する事。本研究により自己免疫性肺胞蛋白症の血清診断の確かさが明らかになれば、これまで肺生検や気管支肺胞洗浄法が必須とされていた同症の診断を肺 HRCT と血清診断のみで行えることとなります。
「対象」:過去に「自己免疫性肺胞蛋白症の血清診断キットの有用性に関する検討」に参加し、血清を提供いただいた患者さん
「研究期間」:2018年承認日~2020 年 3 月 31 日
「研究概要」:これまでに、「自己免疫性肺胞蛋白症の血清診断キットの有用性に関する検討」において京都大学呼吸器内科通院中の患者さんより血清採血のご協力を頂いておりますが、この度研究内容に変更がありましたので通知させていただきます。新潟大学にて改訂となった研究計画では、研究を第1期と第2期の2期にわけ、前者で血清抗体が陽性か陰性かの境目の値を決め、後者で自己免疫性肺胞蛋白症である確率とそれ以外の疾患の確率を決めます。

1) 京都大学病院において選択基準に合致した患者さん、健康な人について研究事業として倫理委員会で承認を受けた内容の文書を外部へ公表します。

2) 検体は個人情報がわからないように番号が付され、保存され、対応表は主任研究者が管理します。

3) 上記により個人情報がわからないように番号化された血清検体の測定は、医学生 物学研究所 研究開発本部診断薬開発ユニットにて測定されます。

4)第1期として、患者さん 79 例、健康な人 60 例の検体測定結果より、境目の値 と参考基準値感度、特異度を決定し、従来方法により測定したデータとの相関性を調べます。従来方法による測定は、新潟大学医歯学総合病院臨床研究推進センターで行います。 第2期の研究として、個人情報がわからないように番号化された855検体の測定データは、新潟大学医歯学総合病院臨床研究推進センター品質管理部門で解析します。第1期で求めた境目の値により、各検体を陽性と陰性に分類し、2 ①~④の各群の陽性適 中率と陰性適中率を算出します。これまでに京都大学病院にて提供いただいた血清は、第1期の研究に用いられます。
情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)
株)医学生物学研究所に検体を提供し、同社と共同開発している血清診断キットを用いて境目の値、陽性適中率、陰性適中率を決定し、同キットの市販化を実現します。患者さんの情報は切り離し、新潟大学臨床研究推進センターが、医学生物学研究所より数値データを入手して、解析します。

研究の名称及び当該研究の実施について 研究機関の長の許可について

「研究の名称」:「自己免疫性肺胞蛋白症の血清診断キットの有用性に関する検討」

この研究は、京都大学医の倫理審査委員会の承認を得て、研究機関の長である京都大学医学部附属病院長の許可を受けておこなうものです。


臨床研究課題名:膠原病を除く慢性線維化性間質性肺炎のCT画像診断における人工知能の有用性に関する多施設共同研究

我々のグループでは、慢性間質性肺炎の進行に関連する要因について、他の医療機関と協力して研究を進めています。
以下の文をお読みになり研究の趣旨に賛同いただける場合、ご協力願えますと幸いです。

1. この研究を計画した背景

間質性肺炎とは肺が固くなり小さくなり、咳や息切れなどを起こす病気です。間質性肺炎には種類がたくさんあって、それによって治療薬の選択が変わります。間質性肺炎の種類を診断するには、CTという画像検査が重要ですが、現在の医学では全身麻酔の手術で肺の一部を3cmくらいの大きさでとらないと診断できません。
人工知能とは、人工的にコンピュータ上で人間と同様の知能を実現させようという試み、或いはそのための一連の技術を指します。近年、人工的な知能の実現のため、「ニューラルネットワーク」という方法で深層学習(ディープラーニング)と呼ばれる機械学習が発達してきています。
この研究は、間質性肺炎の方のCT画像と確定診断名を結び付けて人工知能に学習させ、診断に外科的肺生検を行わないですむような方を増やすための研究です。

2. この研究の目的

この研究は、手術をおこなって診断がついた方のCT画像を人工知能に学習させ、医師がCT画像をみて診断した疾患と、どの程度一致するかを確かめることが目的です。人工知能が医師の判断を上回った場合、診断に外科的肺生検を行わないですむような方を増え社会に貢献したことになります。

3. 共同研究機関名・研究責任者名

<研究責任者>
名古屋市立大病院 呼吸器・アレルギー・リウマチ内科
大久保仁嗣

<共同研究機関および各施設研究責任者>
1)名古屋大学 情報科学研究科 メディア科学専攻 森研究室
森 健策
2)京都大学医学部付属病院 呼吸器内科
半田 知宏
3)国立病院 近畿中央胸部疾患センター 呼吸器内科
井上 義一
4)東邦大学医療センター大森病院 呼吸器内科
本間 栄
5)産業医科大学病院 呼吸器内科
小田 桂士
6)NHO姫路医療センター 呼吸器内科
河村 哲治
7)三重中央医療センター 呼吸器内科
井端 英憲
8) 三重大学 呼吸器内科
小林 哲
9)東北大学病院 呼吸器内科
小林 誠
10)茨木東病院 呼吸器内科
三浦 由記子

<京都大学における研究組織> 
実施責任者:半田 知宏    呼吸器内科 助教
分担研究者:平井 豊博    呼吸器内科 教授
  池添 浩平    呼吸器内科 医員

4. この研究の方法

この研究では、まず300人の間質性肺炎の方のCT画像と確定診断名を結び付けて人工知能に学習させます。そして間質性肺炎を専門とする医師と、間質性肺炎を専門としない一般の医師と、できあがった人工知能の診断率がどの程度かを数学を使って解析します。

5. 資料の入手・閲覧

本研究で使用する診断名、診断日、年齢、性別、身長、体重、肺機能検査、喫煙歴など臨床情報は各施設の診療録(カルテ)から入手します。胸部CTの画像データも施設で保存されているデータを利用します。これらのデータは各施設で匿名化を行い、個人情報が漏れないようにします。その後、各参加施設のデータを名古屋市立大学呼吸器・免疫アレルギー内科に郵送します。人工知能に学習させるデータは外付けハードディスク、USBメモリに移し、名古屋大学情報科学研究科 メディア科学専攻 森研究室に郵送します。

6. 研究期間

本研究の研究期間は、京都大学医の倫理委員会の承認日から2019年6月までです。

7. この研究に参加しなくても不利益を受けることはありません。

この臨床研究への参加はあなたの自由意思によるものです。この臨床研究に同意された後であっても、今回追加された解析にあなたの保存されたCT画像を使用することについて、いつでも参加を取りやめることができます。途中で参加をとりやめる場合でも、今後の治療で決して不利益を受けることはありません。

8. あなたのプライバシーに係わる内容は保護されます。

試験を通じて得られたあなたに係わる記録が学術雑誌や学会で発表されることがあります。しかしCT画像は匿名化した番号で管理されるため、得られたデータが報告書などであなたのデータであると特定されることはありませんので、あなたのプライバシーに係わる情報(住所・氏名・電話番号など)は保護されます。

9. 得られた医学情報の権利および利益相反について

本研究により予想される利害の衝突はないと考えています。本研究に関わる研究者は「厚生労働科学研究における利益相反(Conflict of Interest:COI)の管理に関する指針」を遵守し、各施設の規定に従ってCOIを管理しています。

10. この研究は必要な手続きを経て実施しています。

この研究は、公立大学法人 名古屋市立大学大学院 医学研究科長および名古屋市立大学病院長が設置する医学研究倫理審査委員会(所在地:名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1)および京都大学医学部附属病院 医の倫理委員会(所在地:京都市左京区聖護院河原町54)において医学、歯学、薬学その他の医療又は臨床試験に関する専門家や専門以外の方々により倫理性や科学性が十分であるかどうかの審査を受け、実施することが承認されています。またこの委員会では、この試験が適正に実施されているか継続して審査を行います。

11. 本研究について詳しい情報が欲しい場合の連絡先

この臨床研究について知りたいことや、ご心配なことがありましたら、遠慮なくご相談ください。

病院相談窓口:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科 半田知宏 
電話:075-751-3830 (代)、FAX 075-751-4643 (代)
総務課 研究推進掛 
電話:075-751-4899 E-mail: trans@kuhp.kyoto-u.ac.jp


間質性肺炎、サルコイドーシスの診療によって得られた知見は学会や論文で発表し、これらの病態の重要性を広く啓蒙している。間質性肺炎においては、血液凝 固異常とともに血小板機能にも注目し、循環器内科との共同研究で血小板凝集能と臨床所見との関連についての研究を行っている。

また、臨床研究にも重点をおき、特発性肺線維症において肺高血圧症の存在や拡散能の低下が生命予後の悪化に関連することを報告した(図1)。

サルコイドーシスに関しては、これまで2000例近くに及ぶ診療実績を背景に、疾患の収束と進展に関する疫学的、免疫学的研究実績を蓄積してきた。

サルコイドーシスの病態においては病変局所でのリンパ球の活性化が重要であることが明らかとなっている。当科ではリンパ球の活性化に関与する共刺激分子に注目し、遺伝子多型や気管支肺胞洗浄液の表面マーカーについての研究を行っている。

また、気道疾患に関して当科で従来行ってきたオリジナルソフトによるCTの画像解析を間質性肺疾患にも応用し、ヒストグラム解析(図2)のパラメーターの臨床的意義、予後との関連について検討を行っているところである。

これらの臨床、研究活動が評価され、2006年度千葉保之・本間日臣記念賞、2007年度京都府医師会勤務医部会学術奨励賞を受賞した。