閉塞性睡眠時無呼吸症候群の方を対象とした被験者募集
閉塞性睡眠時無呼吸症候群の方を対象とした治験を実施しています。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群には、空気の通り道である気道が睡眠中に狭くなったり、閉じてしまう病気です。夜間睡眠中のいびき、時に呼吸停止などをきっかけに発見されることがあります。十分な睡眠が得られず日中も眠気が残り、居眠り運転や交通事故などの原因となり、社会問題にもなっています。日本には治療対象である患者さんが約500万人存在すると推定されており、潜在的にも多くの患者さんがいることが考えられます。
マウスピース、持続陽圧呼吸(CPAP)療法が実施されますが、治療の継続が難しい患者さんもおり、負担が少ない低リスクの治療法の開発が強く望まれています。
治験の概要
睡眠時無呼吸症候群の方を対象とした短期の医療機器の治験です。
外来受診1〜2回、入院(2泊3日)1回、京都大学医学部附属病院で実施します。
主な参加基準
- 年齢は18歳以上、90歳以下である
- 睡眠時無呼吸症候群と診断されている、もしくはその疑いがある
i) 睡眠時無呼吸症候群と診断されている
ii) 睡眠時無呼吸症候群と診断されていないが、疑いがある
診断されていない方は、治験参加同意後に簡易検査を行います。
- 補聴器を使用せず、低い音を聞き取ることができる
治験参加同意後に機器による音の聞き取りのテストを行います。
- 心臓ペースメーカーを装着していない
- 義手を装着していない
- BMIが32以下である(BMI=体重(kg)÷身長(m)2)
- (女性の場合)妊娠していない、妊娠を希望していない
可能性のある方は、治験参加同意後に妊娠検査を行います。
- 現在治験に参加していない
※他にも基準があります。
お申し込みいただいても治験に参加できない場合がありますことをご了承ください。
参加をご希望の方は、下記フォームよりご連絡ください。
https://kukonai.com/clinical_trial2023_form